中国語の簡体字と繁体字ってどう違うの?

中国語には、簡体字(かんたいじ)と繁体字(はんたいじ)という字体があります。
簡体字は主に中国本土、繁体字は台湾や香港などで使われています。
中国語はすべてが漢字。
元々は中国本土でも繁体字のような画数の多い漢字が使われていましたが、50年代に画数を減らしたり、つくりや偏を省略したり、簡略化が行わました。
そうして作られたのが簡体字。
日本語の新漢字と旧漢字(たとえば学と學)と異なり、簡体字と繁体字はそれぞれ区別されていて、混在して使われることはありません。
簡体字と繁体字はどちらも中国語ですが、別々の言語と思ったほうがいいかもしれませんね。
両方の字体を覚えるのが一番ですが、まずは簡体字を覚えるのがおすすめ。
中国語検定でも原則として簡体字での回答となります。(2級以上は指定がなければ繁体字も可)

